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魂の還る場所
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作詞 水澄 |
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「僕の魂は君の手で砕いてくれ」
そう言った日はいつだろう
僕はただ毎日が不安だったのかもしれない
いつの日か君が遠ざかるのが
この手にはいつも何が乗っているのだろう
君の魂の鼓動を感じるのは僕じゃない誰か?
君の魂はいつの日か僕の手で壊すよ
だけど君は僕のところへ還ってくるかな
魂の還る場所は何処へ?
「私のことは忘れて」と手紙を残し
結局僕の元へは何も無い
君の魂は僕の心にも無い
僕が魂になったら君と逢えるかな
今も昔も夢を見ていた
君といつも語っていたこと
南風に揺れた君の髪の毛にいつも見惚れた
大切なもの いつも胸の中に
隠しているよ 君との誓い
写真の中 笑っている君の顔
そこだけハサミで切って捨てた
還らないでいいよ 魂さえも誰かに奉げたんだろう
それでも君の月光に照らされた顔が
いつも頭を過ぎってしまう
それでもいい永遠に君を忘れることはできないから
君の魂よ 僕の所には還らないで
これ以上君を思い出させないで
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