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遺思
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作詞 山襞未草 |
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君が 皆が 忘れてしまっても 道に迷ったら導いてあげる
忘れたくないから
私は“不変の神”になりきって
君を 皆を 見送るよ
ほら 写真は残るでしょう?
私はそこにいられればいい
ねぇ 憶えていなくてもね
心の片隅に 私はいるよ、永遠に
砂のお城は、 崩れちゃう
新しい波 幾つも浴びて
でもこの広い蒼い海のね
たくさんのカケラよ 私はいるの、いつでもね
どこか 宇宙を見たら 星がいるでしょう?
月でなくていいの
星として たくさんの思い出が私だから
羽ばたかないから
私は“涙の神”になりきって
君を 皆を 支えるよ
忘れたくないから
私は“不変の神”になりきって
君を 皆を 見送るよ
そこ 小石がみえるでしょう?
花も草も見えるでしょう?
でね 皆命があって
皆皆 大事な 私と同じ、オトモダチ
昔のアルバム開くとね
総てのものが 輝くでしょう?
それは きっときっと私なの
思い出して 笑えるように 私がかけた 魔法なの
彼方 自然を眺めて見えるの
時の晩餐会
見える色 全部が君と 皆なのよ
立ち止まるから
私は“記憶の神”になりきって
君を 皆を 見守るよ
忘れたくないから
私は“不変の神”になりきって
君を 皆を 見送るよ
君が 皆が 忘れてしまっても 悲しいのなら泣いてあげる
君が 皆が 忘れてしまっても 嬉しいのなら微笑んであげる
忘却の女神 私が望んだ 永遠の形
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