Top

歌詞投稿

歌詞投稿 / 自作歌詞

 コメントを書く
いちりん
作詞 天島 常理
いちりん

たった一輪の花から風に吹かれて

あなたがいる地まで運ばれ咲き枯れるのもいい

暖かい陽騒で見ざめた朝は平穏で

水たまりに浸かっていた頃のように

艶やかじゃない僕だけど君がいればいい

あっという間な日々の中で折れない

いちりんになればいい

奇跡なんて起きなくてもいいから
流れる時の中で脈々と咲き続けて一緒に居られたらいいな
幻想の中じゃなくて本当にそう伝え続けたい

焼け落ちる苦労が起これど
流れる涙を見てまた咲直そう
手折られる草花があっても
まとまって美しい花束を作れたらいいさ

たったひとつの蕾から愛に浮かれて
あなたと愛し合い新芽に未来を託すのもいい
うだつの上がらない毎日は窮屈で
ひらけた美しい草原でのびのびと
心を飾らない君だけど僕はその横で
幸せが育つ日々の中で君を飾る
いちりんになれたらいい

奇跡なんて起きなくてもいいから
空をめざして伸びる今を生きれればいいから
唐紅の花びらはあなたとの愛に染った色

たった一輪の花からまばらに美しい
花を咲かせて
個性的な花束になればいい

雨が降る音で目覚めた朝も

暑苦しくて寝られない夜も

何にもできない僕だけと君だけど

あっという間な日々の中で枯れない

二輪の花になればいい

こんな大きな世界で見つけられない不安もあるけれど
季節の花の香りで愛しさも寂しさも思い出して
青空に届くような虹と輝くような力強い
いちりんになれたかな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
公開日
2024/10/21
ジャンル
その他
カテゴリ
その他
コメント


© INTERRISE.INK & KATEL.CO.LTD.