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グリーンベル
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作詞 あかさてな |
物心が着いた時から ずっと胸に抱えて居た 僕は誰からも愛されていない 誰も僕に構ってさえくれない だから僕は独りで生きていくんだ でもやっぱり独りぼっちは痛くて 偽りでも良いから誰かに愛されて居たい 僕を見て、僕に触れて、僕を抱き締めて そうやって縋り付いた偽りの愛情に 上手く利用され続けた挙句の果ては ボロ雑巾の様に心も身体もズタボロで 無様に血塗れに染まり流す涙も枯れて 其れでも餓鬼道に堕ちた餓鬼の如く 常に満たされる事の無い飢えを抱え 本心からの愛情を怖れて心を閉ざし 偽りの愛情に徒に従い続けては希い 自分で自分を駄目にして壊れて往く 最早狂気の沙汰へと堕ちて行く先は 薬漬けの廃人へと至るよくある終着点 こうして僕の人生は最期を迎えて往く 誰からも愛される事の無かった 何処かの誰かの物語り |
公開日 |
2025/01/28 |
ジャンル |
詩(ポエム) |
カテゴリ |
その他 |
コメント |
此の作品は、グリーンベルの花言葉「偽りの愛情」を素に、ある人物の生涯を書き紡いでみたものです。 |