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引き裂かれた大陸ベロヴォイアルと五方の守護霊獣
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作詞 あかさてな |
さて、太陽と共に飛来した三軸の神々 其れ迄、土帝の月の民の一種族でしかなかった ヒエラルキーに於いては底辺の存在で在った 環境への適応力と繁殖力のみが取り柄だった 人間(アンスロポス/Anthropos)に目を付けると 人間達に啓示を送り自らの信奉者と成れば 其れ迄、十曜の月の司のみに与えられていた 霊能力と念導力を授ける事を約束し 人間達は多くの霊能者(サイズ/Saidhou)と 念導者(オガム/Ogamhou)とを輩出し 三軸の神々と共に名も無き異形異能の邪神群を 次々と殲滅、又は負の異界へと放逐していったが 其の戦闘の余波は凄まじく、原初の大陸は引き裂かれ 太古の一つの森も四散し、世界の中心に在った 生命の樹はかろうじて分裂を免れたものの 一番大きな大陸の欠片に其の根を張る事で 存在の消滅を回避して命脈を維持した そして、其の大陸は何時しか 「引き裂かれた大陸ベロヴォイアル(奇跡の大地の意)と 呼ばれる様になり天然の要衝に由って五つに隔てられ 三軸の神々は此の五方を守護する霊獣を置いていった 即ち、東方圏の銀碧の龍ブラオニール、 南方圏の鋼紅の鵬フリルツェ、西方圏の金白の獅子イオリオ、 北方圏の鉄黒の鯨ラカイト、央方圏の銅黄の天馬スピクニーク、 と言った具合に守護霊獣を配置して、五方を守護するものとした |
公開日 |
2024/10/10 |
ジャンル |
その他 |
カテゴリ |
その他 |
コメント |
此の作品は、オリジナルのファンタジー作品「ハルナヴァロフの風」の舞台となるベロヴォイアル大陸の成り立ちと、五方の守護霊獣に付いての解説をしたものです。 |