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歌詞投稿

歌詞投稿 / 自作歌詞

優しい雨
作詞 たけお
笑い顔の女の子が誕生日ケーキのロウソクを
小さな吐息で吹き消した瞬間
地球の裏側では飢えや難病に苦しむ
子供たちの命が姿を消していった

恵みの雨が炎天下の日本列島を
甘く癒してくのと同時に
世界の果てでは最新型ミサイルが飛び交い
また一つ焼け野が原が出来上がり

マシンガンのように優しさを撃ちまくりたい
血の通わない傍観者にはなりたくない

「ごめんよ」「許しておくれ」
訳もなく何かを償いたくなる衝動
そして俺は祈り続けるんだ
「どうかこの世界が幸せになりますように」と





地道なれど復旧作業が進みつつある
いつの日かの荒れ果てた戦場
そんなことも忘れかけたある日少年の両足を
植え付けられていた地雷が吹き飛ばした

核弾頭より強い優しさを用意したい
俺に出来ることはただの一つもないのだろうか?

「助けて」「死にたくないよ」
音なき叫び声がこの耳に突き刺さる
そして俺は涙が溢れ返る
この涙が優しい雨に変わり降り注ぎ
「世界中の大地を濡らしますように」と


この曇り空から降るものが
優しい雨なら他にはもう何もいらない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
公開日
2024/10/18
ジャンル
その他
カテゴリ
その他
コメント
昔のノートに書いてありました。



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