朱と白
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作詞 mKn |
指切った手と 世界は朱色に満ちて 華やいだ街に 明るい言葉の花が咲く でも僕は一人きり 約束を破られるのを 知っていたから 傷口が広がる世界 もっと遠くへ逃げたい 僕らを襲った者は いつか街を破壊する 君はいつかいなくなる 息を吸っても吐いても 苦しい世界 僕との約束を 君は破ろうとしている 薄っぺらい紙切れのように 破り捨てようと やがて僕らの望みは絶たれる 世界が真っ白に覆われても 僕はただ一人きり 世界で死んでいく うめき声を上げながら ズブズブと沈む 君の笑顔が忘れられないまま 息絶える |
公開日 |
2020/08/07 |
ジャンル |
詩(ポエム) |
カテゴリ |
別れ |
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