|
 |
|
等身大の謳歌！
|
| 作詞 蘇季 |
|
笑い顔も引き攣っちゃって
どうしようもないねって
また苦笑い
その次の言葉は決まって
「セツナイナ」なんて口にしちゃって
何に対してかわからなくて
また同じところぐるぐる回ってる
メリーゴーラウンドみたいに
「冷たいね。最近元気でいますか？」
決まり文句みたいに使い古してきた言葉も凍てついた
「なになに？やっぱり、これでおわりなの？」
大嫌いなドラマのセリフみたいに
簡単に口にする奴らに溜息。
止まったままの時計の針は
さようならした昨日から動けずに
どうしようもないから放っておいた。
夢の続きなんて見たくないから
昔流行っていたドラマでも見て
何となくでも涙している自分がいて
「ばかだなぁ」って笑う 誰かの声
それが愛しくて 切なくなるんだ
もういないんだなぁ。
私を私として見てくれた人。
偶像じゃない、創造上でもない、
本当の言葉を
「だれかきいてよ」
大声で叫べるほどに
強くはない私だけど
一生懸命歌ってみせるよ
だから
遠くで 見守ってて ねぇ？
「苦しいだけじゃない人生だったはずでしょう？」
そうやって自分に問い続けた瞬間に
凍てついていた答えがこの胸の中で
咲き誇るよ・・・。
「どうせ、なにもできない」からって
逃げ出した 貴方から
「どれぐらいの」優しい声が届いただろう。
何もかもが崩れていくように
涙が 伝う テ ノ ヒラ
溜息ばかりついてちゃ
見えないでしょう？
もう 誰も 「本当の私に気付かないとしても」
歩いていかなきゃ
だってそうじゃなきゃ
立ち止まったまま動けなくなるから
いつか出会う人よ
「君に幸あれと見送ってあげよう」
なんて烏滸がましいセリフでも
やさしい風が背中を押してくれるでしょう？
導いてくれるように
何処までも飛んでいくよう
紙飛行機を飛ばして
言葉はなくてもいつか伝わる気がした
何気ない想いは
儚く散ったけど。
立ち止まることを許された今日なら
振り返らずに真っ直ぐ歩いて行こう。
それでも立ち止まりそうな時は
笑って 全てを 送り出そう。
|
|
|
