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白色迷路
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作詞 蘇季 |
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小さく揺れる花の色
巡り狂うほどの眠り
形無しの冷たさに
震え違う 生命(いき)の音
止め処なく伝う泪はいつも行方知れず
色褪せた窓辺から射す光が
目を眩ます
積み上げた階段の
上へと手を伸ばした
この冷たさから逃る術は
もうこの腕から去っていた。
一夜、時は過ぎれども、
傷む傷は広がるばかり
涸れ果てた大地に咲く花は
何処にも見当たらぬ
静寂が蝕む
刻む記憶、徐々に消され
一度でも望んだのは
虚無の中の白糸
何処まで続くやら
果てなき想いを抱えて
透明な夢を見て
遥かな君へと
想い眠る
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