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BLADE〜fade〜
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作詞 蘇季 |
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現実という名の後遺症を
残して夢へと堕ちていく
雑音だらけの世界に祝福の手を。
情報だらけの世界に終止符を。
歪んだ笑顔の先に
瘡蓋だらけのイタミが
君を朱紅く染めた
何度も夢から覚めて
手を伸ばした
誰も知らなくていい
心の奥深くに眠る傷跡なんて
気付かないで
涙の跡に。
ありふれた嘘ばかりが
色彩を奪った
手探りにやっと見つけた
モノさえ消し去って
塞ぎきった窓の向こう 叩く人もいただろう?
怖くなって そのまま目を閉ざした。
塞ぎこんだ足元から
目に焼き付くほどの 「朱紅(あか)」
立ち止まった その足は
もう二度と動けなかったんだ。
「何もない日なんて ないよね。」って
笑っていった。
哀しくって見ていられなくなって
僕は君を 刺殺した
奇麗事だけが蔓延る様な世界に
用は無いと 泣いていた。
僕らを取り残したまま
今日もまた 時間は過ぎていくらしい
君は僕じゃないし
僕も君ではない事 知っていたんだろう?
分離(わか)れた ばかりに
君が君を見失うぐらいなら。
僕は笑っていよう
僕の居場所を 消し去って
君が留まれるなら。
ある日 君を失くした
唄いたくても 声が出なくなってた。
笑ってくれるならよかったんだ
側に居たいと願ったんだ
それが罪だとしても。
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