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ARIA
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作詞 紀廼哉 |
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蒼穹に舞う白(ひかり)を 汚れなき白を羽織って 弱ささえも包んで舞う様に
まるで光の様、だと 傷付いても天(そら)を望む 白き誇り掲げて
月夜に舞う 月華(げっか)を浴びて剣を交わす
次の天満月(あまみつき)に再び手合わせ願う
明るい月の光に煌く刃 隠れた月はまだ、来ぬ相手を
星の紛れでさえ貴方の顔を隠してはくれない
黒き闇色の 烏の舞う月夜に舞い降りる 大空を舞う漆黒(くろ)は
神通力を求めた愚かな人間(ひと)に
高らかに響く嘲笑の声(うた) 漆黒の羽根だけが舞い散る
キミの世界を彩る総てが幸せであれば
ボクが立つ其処は例え屍(したい)の上だとしても構わない
世界に屍(しかばね)を積み上げて
其の上に自分が倒れるまで其処に立つ覚悟ならあるから
死を頂いた王は哀しみも幸せも知らぬまま世界を連れ逝く
散って 散って 逝く命を 儚くて綺麗だと言ったキミの散り際がこの世界で唯一綺麗だった
繰り返す悼(いた)み、廻る巡る痛み、綺麗な花を咲かせて世界を紅く染める
「世界、なんて」
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