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Ig189r55GAO -ALIVE-
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作詞 桐 |
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腐敗(いたみ)も苦痛(くるしみ)もどれも
彼女の掌の中に縋り付き
鎖は果てしなき迄に
虚構を埋めるように土を産み出し続ける
嗚呼 変化(かわ)らぬ甘美なる夢に呑まれて
君は微笑んだまま 宙(そら)に浮かんでゆく
白と黒と混ぜ合わさり透明な姿に変わる
闇と光組み合わせて共鳴する心の指針(はり)
叫喚(さけび)も快楽(よろこび)もどれも
彼女の心臓の中に棲み付いて
人間は心など無くて
救済を求め続け水を廃棄し続ける
酸の海で産を数え参になったら
黴た空で君を哂い嘘を雪ごう
変遷の中辿る旅はどうして終わらないの?
境界はいずれ失われると分かっていても
人間(かれら)は 貫いている
「ならば答えなど 要らない」
理由と言う魔物が虚言と妄想を産んで
期待と言う魔王が君と彼らを攫った
わたしは手を伸ばして掴もうとしたが
どうやらそれは触れないものだったらしいのです
生と苦しみを 死からの排斥を
禁断の呪から
君の脆弱さを想い出せ
嗚呼 戻らぬ真理ならいずれ見つかる
君は沈んでいった 確かに微笑った
「ならば答えなど……」
終焉の中続く旅はいつか終わりを告げる
抗力はいずれ失われると分かっている
嗚呼 巨大な楯に押し潰されて
真理を忘れ 聖を拒んだとしても
わたしは 貫いている
この生命を
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