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恋の種
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作詞 マツカゼミカ |
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人差し指で 胸を叩いた
ただのノックだと思った 跳ねた心臓
まさか 種まで植えていたなんて
君の指の感触が消えないのだと思っていた
もっと深くに 君は触れていたんだね
何の花を植えたの?
わからないまま 惹かれる君に時間を割いて 水を与えてく
人差し指で胸を叩いた
真っ直ぐに見つめてきた 君の瞳に見とれたその隙に
君は種を埋めていった 私の心臓に
どくどくと脈を打つたび
茎が全身に伸びてゆく
…もう君のことしか考えられない
仕方ないよ 君が血に融けこんでいるんだ
ずっと貫かれているみたいよ
甘苦しさに吐息すれば 恋の香りがした
なんてことをしてくれたの?
あの時 君が私の心に植えた種
静かに育って 今 花は全身に咲き乱れている
咲かせたのは私だけど
植えたのは君だから
見せたいよ
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