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月の降る街 -二日月-
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作詞 YAMAMOTO |
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目覚めはとんでもなく悪い
良くない夢でも見ていたか
起きた時には大量の汗が
身体全体から流れていた
――今日は何かがある…
いや、近い内にか?
とにかく嫌な感じだ
寒気が止まらない…――
外は何時もと変わらず太陽がある
木漏れ日が自室へと流れてくる
その眩しさを感じて不安は薄れた
それでも拭い切れていない何か
燦々と日を照らす太陽にも
何時もの様な元気さは無く
何処か弱々しくて頼りない
まるで…そう、まるで遠退いているかの様な…
――とりあえず何時もの様に過ごしていよう
変わらぬ生活を送っていれば大丈夫だ
きっと…この不安な気持ちもすぐ消える
太陽が見守ってくれているその間は…――
気持ちが乗らない中で朝食を取り
気持ちが乗らない中で仕事に向かう
仕事場の皆もどうやら朝から何か感じているらしい
何処と無く何故か湧き出てくるこの変な不安感を…
――確信を持てなければ何もできまい
だからじっとその時まで待つんだ
もしそれがもう遅すぎたとしたって
きっと諦めずに立ち向かう勇気を
私達は皆…備えているのだから
心配いらない、仕事を続けようか――
疫病神…それは辺鄙な場所程出て来るもの
その物の所為で私達は災いに面してしまう…
疫病神…それは辺鄙な場所程出て来るもの
もしそれが人間でなくとも災いは降りかかる…
――自分を信じずに誰を信じる?
考えているだけでは駄目だ
何も答えは出てこないだろ?
とにかく今は自分を信じろよ――
変わった事は特には何も無く帰宅をした
それでもまだ寒気が止まらないでいる…
外は今はまだあんなに暖かいというのに
こんないい季節のハズなのに寒気がする
見えている景色が嘘をついている様な…
それでも…今日は…
皆の励ましの御蔭も有り少し安心する事ができた
決して自分は一人じゃないんだと思う事ができた
この不安感を消し飛ばしてくれる仲間達の存在を
今日改めて認識して意識を感じる事ができたんだ
何が来たって怖くはない
悪い災いだろうと大丈夫
きっと乗り越えてみせる
団結する時は…“ ”
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