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幼馴染
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作詞 Elaykyu |
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ちいさな息をはいて
君がうつむいたまんま
なんかを見てる
「どうしたのため息なんか」
って問えば
「ちがうよ
ため息なんかじゃないの」
って答えた
じゃあ、ってもう一度言う前に
君から
「あるひとを想っての
事なの」
という
せつない横顔おくれげがちょっと
うつくしくて
もったいないくらいきれい
でも僕は
なにもそれ以上いえなかった
きれい
もかわいいも言わなかった
その
「あるひと」
のため
それらはとっておいたほうがいいのだと
自分に言い聞かせる
「あるひと」
それはきっと君を最高に
しあわせにしてくれるよ
ってことばが思い浮かんだ
言おうとしたら
君は
すっと先に歩き出して
なにもいわないで
うつむき加減のアオゾラが
僕に何か言え
ってせかすんだ
何かってなんだよとたずねるが
おしえてなどくれない
アオゾラの白状者
そして君の白状者
おさななじみだったのに
とおい背中だね
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