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英雄
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| 作詞 琴箏 |
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赤い朝にこぼれる街が
耳を澄まして
僕を見ていた 汚い人間だねと
完全に壊された希望を今は
一つずつ手にとって
集めてる途中
朝焼けが夕日に変わるまで
何も無い公園で
つっ立っていた
あの子は何時も泣いてた
僕はそんなときだけ調子よく
明るい言葉を発した
あの子が笑うことは
一度も無かった
僕の力で変えられるほどの
単純な世界なら良かった
そしたらこんなに
残酷に泣く生き物だっていなかった
でも如何やら
難しいからいいらしくて
其の我侭が幾人の人を
苦しめてるとも知らずに
朝焼けが月に変わるまで
あの子を待っていた
日は一度しか来なかった
それは一つの勝手な裏切り
僕の力で変わるくらいなら
全てがとっくに変わっていた
そうならよかった
汚い人間のままで居れたのに
でも変えたい
変な正義感を抱いていた
それが一種の
麻薬と呼ばれているとも知らず
赤い街はずっと
僕を見ていたよ
わからない何かに
真剣に悩んでいた僕を
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