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sweard
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作詞 しまだ |
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忘れすぎた
大切な過去も
信頼とかいうものも、
みじめに去ってく姿が
ぼくを動かせはしなくて
自分に言い聞かせたことを
君と誓ったあのことばを
今は頭の片隅に追いやって
もう、出てこれはしないだろう
帰ってこなくていいんだよ、と
なんのためかも分からないのに
自分を自分で隠してる
生き長らえた思い出が
ぼくの心を
ぐるぐる回ろうが
あの日の涙が
ぼくを苦しくさせようが
君がいないという事実が
そんなもんを踏み付けて
何がなんでも
君と居ると
かたく誓った夜に
満月だった夜に
うまくサヨナラを言えないままだよ
そうとは知らずに
君は「きれいだね」とぼくに言った
だから余計に
未練がましく今を生きるしかなくてね
泣いてたんだろう
君の震える肩を
きっとぼくはこの手で
どうにかしたかった
なのに
ただ見てるだけしかできなくって
風が吹いた
君を思い出した
泣きそうなのをこらえた
戻れないと分かった
誓ったことばを無いものにして
そしたらただの
二人を繋ぎ止める材料になって
だからまたぼくは苦しむ
行けない場所が
まだ何個かあるよ
足がすくんで
また君を思い出して
だめな男だ
愛した人を
愛せた人を
もう引き返せないのに
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