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『幸福の鳥カゴ』
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作詞 エルシド |
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『幸福の鳥カゴ』
此処に閉じ込められて
もう どれぐらい経ったろう
小さな鳥カゴの中から 空を見上げる
羽ばたきたいけど柵が邪魔して飛べやしない
彼は いつも笑いかけて餌を与えてきた
「君を閉じ込めた 僕のことが憎いかい?」
当然だろう でも それは伝わらない
どんな小事だろうと
此処で歌いはじめて
もう どれぐらい経ったろう
窮屈な鳥カゴの中から 唄を歌ってる
羽ばたきたいという願いを込めて 歌ってる
彼は いつも泣きながら話しかけてきた
「君を閉じ込めた 僕のことを恨んでくれ」
当然だろう でも 一体なんでだろう
何故そんなことを?
チャンスがやってきた 扉が開いたままだ
このまま外の世界へ 自由の空へ舞いにいこう
そう思って飛び出して
そして やっと気付いたよ
小さな鳥カゴは 僕を守る為のものだと
羽ばたきたくても 羽根が思うように動かない
僕の翼は 折れていて使えなかったんだ
羽ばたけない理由を 閉じ込めたせいにした
彼は嘘をついて 嫌われながらも
僕を守ってくれていた
「君を迎えにきたよ 怪我はないかい!?」
そういい 大きな手で温めてくれた
僕は不幸なんかじゃない
Ah…LaLaLa…
月日が経ってからの事
僕は いまだ飽きもせずに
幸福の鳥カゴの中から 唄を歌っている
羽ばたけなくても 幸せだと想い込めて歌ってる
彼は 今日も鳥カゴを優しく揺らすんだ
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