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Dog's
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作詞 Wave |
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そばにいたいと願うほど 大事な友達が出来た
そばにいたいと願うほど か弱い友達見つけた
子犬は子猫と知り合った かけがえのない友達になった
いつだって一緒に遊んでいた バイバイなんて言いたくなかった
そばにいたいと願うけど 猫の道は犬には狭すぎた
そばにいたいと願うけど 犬の道は猫には広すぎた
子犬は子猫にこう言った また遊ぼうぜ また明日
子猫はニャーと鳴いて飛び上がった 明日が餌より待ち遠しい
主人と子猫と 骨と餌 それだけあれば贅沢なもんだ
表向き従順に 不満は出さず 器用に生きているもんだ
そばにいたいと願うほど 遊ぶ時間が延びていった
そばにいたいと願うけど それにも限度はありました
子犬は本当は気付いていた 友達がやつれていくのを
子猫も本当は分かっていた 自分が弱っていくのを
そばにいたいと願うけど 猫の命は先に尽きた
そばにいたいと願うけど 犬の命は長かった
子犬は子猫とサヨナラした また遊ぼうぜ また遊ぼうぜ
子猫は返事もしなかった 寝転んだまま起き上がらない
子犬は子猫とサヨナラした 子猫の顔をひとなめして
子犬は子猫をくわえて なんにもないとこに連れてった
種類は違えど同じ生命 出会えただけで幸せだ
その死の間際に 立ち会えて こんなに愛おしく思う
子猫はニャーと鳴いてまた明日 何も言えない 吠えたくない
子犬は吠えた 宵の明星 骨は拾ってやるからな
ラララ
子犬は宝物が出来た 粗末で小さい細い骨
子猫の亡骸の一部 大事にそれを抱き締めた
噛まずにそれを噛み締めた
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