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Between
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作詞 Sin |
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名もない花たちは
生きていることすら知らず
夜風にあたる掌は
生きていることを知っている
小さな違いで大きな違い
知っているとは 怖いことで
笑ってること 泣いてること
それがすべて切り離されるとき
手を伸ばせばあったものたちが
こんなに遠くにあるんだ
上を見上げれば空
舌を見下ろせば大地がある
「当たり前」に告げること
ただ一つだけ「さよなら」
そして鳥のように羽ばたき
朽ちてゆく 体がある現実
「形の定義なんて意味がない」
そんなことない きっと意味がある
だってこんなにさみしいのは
触れられないものがあるから
近づけない 近づきたいけど
それが境界線ならば
受け入れようと言う理性
それすらすべて置いてきたんだ
持ってこられないものばかりだから
全て捨て去った後に振り向き
遠すぎる世界を眺める
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