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剣士と魔法使い
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作詞 ハート |
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縋るべきものを 拒絶して
妨げを壊してきたのに
足りないのは強さ じゃなくて
鋭すぎる刃じゃなくて・・・
「泣いてる暇なんてないんだからね」と
あの日 立ち上がった背中は酷く淋しくて
強がりを止める場所を作ってみて欲しい
立ち向かい続ける 貴女に伝えたくて
僕を守りながら 貴女は傷を負い
切り裂いた 空の破片を 浴びては
赤く染まった手で 髪をかきあげて
振り返りもせず 進んでいった
追いかけて、腕を掴んで
歩みをとめることは出来ないけど
休みたくなったら どうか立ち止まって 愛しい人
足りないのは強さ じゃなくて
鋭すぎる刃じゃなくて
きっと自分を 大切にすること
どうか世界を 怖がらないで
「何処までも突き進め」なんて言わない
きっと 息継ぎを忘れたら溺れて死んじゃう
言い訳をしない程度に頑張ってみればいいよ
笑って君は私に魔法をかけた
足を引きずってでも 進めと言った人
進めないと 嘆いた私を 嘲り
たとえ声が枯れても 腕が朽ちても
思いを貫けと 唱えていた
足掻いて、這いつくばって
何処まで行けばいいの
ほどけない呪いの 解き方を教えて 愛しい人
縋るべきものを 拒絶して
妨げを壊してきたのに
君は私の傍 茨の中で
幸せになろうと 笑っていた
全てをかき消す
君は魔法使い
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