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「恋重い。」
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作詞 Nastu Orihara. |
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「人間観察が趣味です。」
いえ、本当は特定人物観察中なのですが
大勢の中に君を見つけられたら嬉しいなんて
むしろ探し出す勢いで自分の行動範囲じゃない場所にまで
足を運んで君を探してみたり、
怪しさよりは愛を感じて。
君とすれ違った拍子に
体育の教科書に載ってた大内狩り、試してごめん。
決まった技受けて反抗する君の顔が好きだったから
また私は君に試すために密かに技の練習をするのだ。
次は合気道かな、なんて。
私はそんなに、分かり易かっただろうか
ある時女の子に宣戦布告された。
告白するからと言った彼女に「友達」の絆を武器にして
平気な顔して笑った自分に苛立って
告白出来る君が羨ましい、なんて。
平気な顔して告白現場見ちゃったフリして
笑顔でどうだった?って聞こうとした自分に嫌気がさして
懺悔してたら君が来た。
一番聞きたい事言葉に出せずに、部活終わった?って回りくどい台詞
肝心な時の一本は君相手にには到底無理で
次の日 又聞きで答えを知ったら
嬉しそうに笑うねって友達に言われた。
あぁ、コレがバレル原因か?
移動教室、次の教室横切ったら
君が見れるかなって期待して
横目で教室を、ジッって観察した。
冷静にと言い聞かせた顔の筋肉は言うことを聞いてくれない。
変に我慢して、笑顔がニヤリってなっちゃったよ。
春が来て私は居なくなったが
それから君は一度でも私を思い出しただろうか
思い出のついでみたいでも良いから
思い出してくれただろうか
出来るなら可愛く思い出して
転んだ拍子に技掛けてる所なんて思い出さないでね
一度で良いから
もいちど逢いたい
焦がれて見やる学び舎の、
どの教室にも君は居ない
ねぇどこいるの
君今何してる?
この気持ち引きずって未来へ歩くなんて
重すぎて泣きそうだよ
ねぇ今どこいるの?
私の事好きですか
私は好き過ぎて、今でも泣いてしまいそうです。
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