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ビジョン
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作詞 Haru |
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僕の視界の外れで
騒音テレビが騒いでる
チカチカと慌てた奴に
こんな真夜中に起こされた
窓から東の空に
朝日を望むには早くって
電車の音も聞こえなくて
暗い部屋をテレビが照らす
テーブルの上の菓子類は
ビールと仲良く寝ていて
さてこれから何をしよう
眠くもないから考える
幼い頃見た「僕」とは
少しどころかかけ離れて
弱音の体と心だけ
磨り減って出来上がっていた
無意味に騒ぐテレビの
箱庭の中でインタビュー
昔得意だったあの顔で
自慢げに予定を語る少年
それに文句を吐きだして
切らしたタバコの代わりにする
アドバイスなんか無視していた
あの頃がただ羨ましくて
楽しい事など何もない
作業みたいな人生で
帰って溜め息とアルコール
寝て起きての繰り返し
冷静と安定って奴は
時に真逆に成り代わる
ビジョンはそこで変わっていく
どこで食い違えたのかな
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