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鍵
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作詞 KO−TA |
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開けてみた昔の宝箱
ずっと閉まっててホコリかぶっちゃって
増えたカギの中からこの宝箱の鍵を探した
あれからどのくらいたっただろう?
いつから開けなくなったのだろう?
最初の頃は毎日開けていたのに
気がついたら鍵をかけていた
「何を入れてたんだろ」思っても思い出せない
開けて中を見てみても入れた目的を忘れてしまった
タイムカプセル?そんなイイもんじゃない
アレもコレも今見てみればただのガラクタと紙切れ
自分の持ってたモノじゃない
それだけはわかるんだ
じゃあ、これは誰のモノ?
自問自答を繰り返すうちに
疲れてしまった
何年前かの誰かのモノ
よく見れば鍵にも見えてきたりして
家にある箱の中からこの鍵の宝箱を探した
ずっと探し続けてやっと見つけた
一瞬のためらいを無視し鍵をさしこむ
「なんだコレ?」
自分宛の数え切れないほどの手紙
一つ手にとって見てみた
「これはラブレターだ」読めば読むほど思い出す
最初から目的なんかなくて過去を隠すためだった
ケンカでもしたの?そんな軽いもんじゃない
アレもコレも思い出して見ればガラクタや紙切れじゃない
ガラクタはプレゼントだった
紙切れは返事のラブレターだった
誰かのモノは大切な人のカギだった
あの時流した涙は今じゃ枯れてしまった
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