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異形
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作詞 P.S冷蔵庫にプリンあるので食べといてください |
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馬面の詐欺師が言う
人を化かすのは人なのさ
イカれた笑顔のアイツが言う
私はサイコパスですと
苛立った血が滲む万年筆
いつ頃貰ったろう携帯電話
カラフルな血をしたあいつが言う
今までごめんねと
だが僕は
許さない
喰らっちまった
愛して愛して交わして
キスの味
眩めいたアビス最下層
切り出した
壊して壊して交わした
傷の味
舐め合った紅のプライド
歪に混じり合う日常
変わりゆく世界消える人権の証
今日も灰を吸い
吐き気がした
狸顔の奴が言う
こんな顔したやつに気をつけろ
異形の彼が言う
僕がやった
「君がやった?」
信用なんて
砕けるのは一瞬で
信用されるのは難しい
なんて理不尽さ
だから僕は
詐欺師で良い
頼っちまった
見ないで見ないで嫌いになった
君の顔
唇に顔寄せた青春のストーリー
繰り返す
捲り続けて破いた
一ページ
泣き崩れて君は来なかった
何故なら嗚呼
「何故君がしなくちゃいけないのか」
「誰でも良いのさ僕以外でも」
「何故君が死ななくちゃいけないのか」
「誰でも良いなら僕でも良いのさ」
恋をした
喰らっちまった
愛して愛して交わして
キスの味
眩めいたアビス最下層
切り出した
壊して壊して交わした
傷の味
舐め合った緑の混血
明日の朝また足を動かせば
君に会えるそんな予感がした
そんなそんな予感がしたんだ
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