|
|
|
Lost Love
|
作詞 かえちゃん |
|
「さよなら」がこんなにも辛い言葉なんて
「じゃあね」や「またね」とは違う
「もう会わない」ってことなんだ
目の前の机を力任せにひっくり返した
片付けられた部屋に散らばった
ふと目に入ったのは
二人で撮った海での写真だった
写真でも記憶でも君はいつも笑っていた
君が笑えば自然と笑顔になれた
もう私は笑えないかも
気が付けば写真には涙が垂れていた
君と映る私は泣いているみたいだった
行くあてもないのに外を歩いている
たくさんの装飾と人で溢れている
今更後悔してももう遅いよね
ショーウィンドウに飾られた赤いマフラーは
今日のために買ったプレゼント
クローゼットの中にしまってある
君に渡しそびれた Christmas present
カフェの窓から見える知らない二人がいつかの
私たちに見えてしまって視界がぼやける
二人は楽しそうに笑ってる
あの時どうして笑えなかったのだろうか
もし笑うことが出来たら変われたのかな
揺れる電車に一人俯いている
声を堪えながら泣いた
白く曇った電車のドアに私は無意識に
君の名前を書いていた
泣いても泣いても誰も慰めてくれない
それは自分でも分かっていること
虚しさで心が満たされる
このまま電車が止まらないであの時間まで
走ってくれないかな
この道もこの店も君と来たことあるところだ
出逢った場所も好きだと言った場所も
今日みたいに雪が降り人で溢れていた
この店のカフェラテを教えてくれたのは君
私一人で飲んでも美味しくないよ
|
|
|