|
|
|
人魚
|
作詞 KUUN |
|
流る想いの傷口に飾り無い杯を添え
光る思い出の海の中に沈んで眠りたい
そう、永遠に
止まぬ潮騒に月の陽は冴え星は輝く
焦げた砂浜を海風が撫でその身を冷やす
見慣れた部屋は時を留めてあの日のままで
無情なる時はあの人を攫い残り香と消えた
きっと特別な事じゃ無い
少しばかり手痛い失恋
ちょっと本気にし過ぎただけ
弱い鱗を剥がれてしまう程に
流る想いの傷口に飾り無い杯を添え
光る思い出の海の中に沈んで眠りたい
そう、永遠に
輝く浜辺歩む恋人その距離は遠く
あの日の二人は波風がそっと彼方へ消した
皆が幸せにはなれない
結ばれずに落ちゆく天秤
ずっと穏やかな海の底で
安らかに恋の屍よ眠れ
泡と消ゆ柔らかな夢と戯れに夜を泳いで
報われぬ人々の愛よ私と共に眠ればいい
そう、永遠に
泡と消ゆ柔らかな夢と戯れに夜を泳いで
報われぬ人々の愛よ私と共に眠りましょう
そう、永遠に
|
|
|