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以前にも書きましたが、私は13年前(東日本大震災(2011年3月11日発生)の冬に)、生体腎移植手術(ドナー→私の母です。)を受けました。実はこの話には続きがあり、手術を受ける前までの半生まで振り返るのですが、当時の自分はあまり健康に気を配っていませんでした。しかし段々症状が悪化していくのを感じ、その日から「もっと自分は、命を大切にしなきゃダメだ!!」と一念発起しました。その日から数日後に、母が自らの意思で主治医の先生に「私の片方の腎臓を一つあげてください!!」という事を聞かされ、帰りの車の中では、母に涙を流しながら感謝と謝罪を伝えました。その時からです。人の体の中にある臓器は、全て一つの苗から鶴のように伸びていきながら、美しい花を咲かせるものなんだと。でも病に侵され症状が悪化すると、やはりその花に栄養が行き渡らず、枯れていくものなんだと。今回は今でもその信条で生きている事を、和歌にしました。短歌ではなく詩で表現しました。 |