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冬の街
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作詞 kii |
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知らない感覚や匂い 知らないことだらけの街
それだけで心躍る自分がいた そうだった
初めてを知るたび 夢中になっていく
冬を感じる頃 偶然が導いた
噛み合わない話 合いもしないのに
愛の形さえないのに 何かを求めて
冬の街 北の空に 白い雪が舞い落ちる
足早に行き交う人々 その忙しなさが愛おしくて
冬の街 2人の日々 匂い景色が胸躍らせる
いつもより少しだけ 光って見えた街
慣れた感覚や匂い 当たり前になっていた路
心に蓋をして 聴かないフリをしていた
当たり前を愛すること 当たり前にはできなくて
さよならの合図が痛くて それすら見ないふりをした
「あの瞬間に戻れたら」笑いながらいう君と
「そうだね」ってそっけなく返す僕
北の街 空の上に 柔らかな陽射しが顔を出す
笑いながら歩く2人の その暖かさが切なくて
北の街 1人になって分かった
君と見ていたから煌めいて見えた冬の街
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