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やまびこ
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| 作詞 ケド |
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新緑の匂い 細胞を洗う 深呼吸
登ったつもりもないのに 見張らせていて
背筋を伸ばしてパノラマ 意外と歩いてたんだな
ぼんやり一歩一歩 鳴声(こえ)に誘われ
山の空を観てる やまびこ待って
期待してないふり バレてるのかな?
野生のさえずりに 気持がとけて
馬鹿らしい気もする 浮かんで消える
葉書 丸める
孤独の数だけ強くなれるとか言うけれど
強さとは別の“何か”が備わるようで
暗い部屋の中テレビ 観ることもなく見続けて
変なチカラが授けられたらなと思う
何食べているのかな? 彼氏は元気?
結婚したのかな? 君を描くよ
赤子の鳴き声に 白昼夢耽り
「実は寂しいんだろ?」 フードコートで
言葉散らかし
山の空を観てる やまびこ待って
期待してないふり 見苦しいかな……
枯れだしてる紅葉が気持ちを転写(うつ)し
馬鹿らしい気もする 浮かんで消える
揺れてる草書
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