|
|
|
モノクロ
|
作詞 笠間 温巳 |
|
楽して 生きる そんな不純に
心は 染まり 絡み付いてく
よくある 話 未来なんて
大して そんな 期待してない
それでも ずっと 僕らの日々
同じ 時間 刻み続けて
何にも せずに いたところで
必ず 最期は やって来るんだ
なんて 言いたくもない 言い訳ばかりを
並べ 現実から 逃げていた
それも 弱虫の ただの戯言
いっそ 生まれてこなきゃ よかった
白と黒だけの モノクロで出来た
世界の片隅で 今僕らは
誰にも出せない
答えの中 藻掻いてる
そんなディストピア 望んでいないが
それが許された 現実(リアル)なんだ
誰かが倒れ 死んだとしても
問題ない そんな世界さ
嬉しい なんて そんな感情
いつから だろう 忘れていたよ
良くある 笑顔 そんなものは
マスクで 出来た 偽りの顔
それでも いつか 心のまま
笑える ように そう願っても
冷たい 雨が 降り止まずに
弱い 心を 濡らし続ける
なぁ
せめて この手に 握りしめている
モノは 離したくは ないからさ
いいさ 罵られ 侮辱されても
未だ 心は 廃れていない
張りぼてだらけの モノクロで出来た
世界の片隅に 迷い込んだ
僕は探してる
生きる意味を 生きてく価値を
まだ誰にも 描けていない
最果ての先に 見える理想郷
それを描くのは 自分自身だ
さぁモノクロの 絵を今飛び出して
白と黒だけの モノクロで出来た
世界の中心で 今僕らは
誰にも成れない
自分自身を 描いてく
どんなユートピア 後悔しようが
それを許すのは 僕自身だ
誰かの描く 色の数だけ
物語は 続いてくから
終われないんだ
|
|
|