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桜吹雪
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作詞 道の教徒乃了 |
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他にすることもないから
夢に出てきた 誰かと話していよう
作られた笑顔が引きつってると
言われるまで気づかずに
視界が歪んでいた
変わらないもので溢れてると
言い聞かせること 理屈並べては
遥か昔から続いたような
慣わしみたいなんだ
分かってやしない
いつまでどうしてたら 許されんだろう
軽い言葉であしらうならば
これ以上に簡単なことはないだろう
綺麗な花壇に咲き誇る花が
その命の終わり
微かに訴える
二人が恐ろしく見えて 目を逸らした
涙ながらに腕にしがみ付いて
本当の気持ち 打ち明ける
まだ淡い期待がかかってるんだ
思い通りに行くはずないねって
耳が掠めて 力を緩めた
つかの間 体が冷たく震えて
曲がってた明日を捻じ込んで
言い聞かせるためらいがすべて
引き離した
音もなく散って消える
微かな香りだけが漂って
今 その花のつぼみが落ちた
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