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儚望(はかなみ)
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作詞 はる |
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ずっと不思議だった
人を信じれること愛せること
できない私は不良品なのかな
ずっと迷って悩んでた
優しさのための嘘で首が絞まること
優しさの裏の棘が刺さるんだ
『そんなことはないよ』って
貴方が言うことが嘘にしか思えなくて
天邪鬼だとか捻くれ者とか
たくさん言われたけど
間違ってるとも正解だともどうせ分からないくせに
答えを出すあいつらはいったいなにを知ってんだ
勉強なんて嫌いでしょ?
やりたくもないでしょ?
でも小さな箱の中で強制的に時間が流れてく
抗うこともできないままに
私の小さな体と声じゃ誰も救えないや
やっぱり健康で頭が良くて日常的なことを嫌がらずに
当たり前のこととしてさらっとやりたがる人の方が大事なんだ
家に引きこもって頭抱えて涙流す僕に
差し伸べられる救いの手なんてないんだ
どうしてそんなことになったかなんて自分は全部わかってるよ
でもそんなことになるわけないでしょって言う人の声の方がずっと大きいんだ
外に出るなんて怖いこと
あたり風がずいぶん冷たくて
それでもいつかは大人になって社会に貢献しなくちゃね
分かってるよ分かってるけどできる気がしないんだ
そっとひっそり生きていられればそれでいいんだ
それでいいんだ
僕らはいつか大人になる
私たちはいつか大人になる
それがいつになるかは分からない
ずっと待ってるけど未だ来ない
僕が望んだ先の未来は
私が望んだ先の未来は
思い描いた通りの優しい世界でありますように
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