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移る心
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作詞 keie |
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高校を卒業した冬
2人で観た映画の帰り道
もう少し歩こうって言ったあと
信号で足を止めた時に君が言う
僕が言わなきゃって思ってた
背は低いけど僕より大人な君が言ってくれた
子供なくせに意地悪な僕は少し間を開けて
そうだね、よろしくと小さく答える
本当に楽しかった本気で好きだった
その声や笑顔だけで幸せだった
もう君は他の人の隣にいるんだね
年上って聞いたよ
きっと大人な人なんだろうね
ラブソングを聞く僕は惨めに君を思い浮かべる
友達として連絡とりたいって無理して言ったんだよ
君の幸せを喜べないよ
君が家に来た夏
テレビでYouTubeをつけて
韓国アイドルの説明をしながら
大きなソファの隅で僕の腕の中に君がいる
1番近くで君を感じる
少し照れていつもより幼い君が愛おしい
大人になった気がした僕は君の目をじっと見つめる
本当に楽しかった本気で愛してた
その表情や香りだけで幸せだった
まだ君以外に考えられないよ
告白も断ってしまう
君より良い人なんていないのに
ラブソングを聞く君は幸せに他の人を思い浮かべる
泣かなかったのは頭が追いつかなかったんだよ
僕にいつか幸せはやってきますか
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