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海と月
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作詞 芽と花 |
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大切なものが手からこぼれ落ちて
残ったのは後悔と涙
どれだけ強く願っても
どんなに泣き叫んでも
君はもう戻って来ないと知った
ただ君と笑いたかっただけ
君に隣にいて欲しかっただけ
なのに
そんな些細な願いさえ神は叶えてくれない
空を見上げて一人夜の海を走る
走る
風の音が響いて
あの月明かりが照らすとこまで行けば
君は笑って
待っているかな
あの日から君は涙を隠して
いつも笑顔を絶やさぬようにいた
本当は泣きたいはずで
弱音も吐きたいはずなのに
僕の前ではいつも笑っている
そんな
君の支えになりたいと思うのは
僕じゃまだ力不足かな
いつになったら心を見せてくれる?
そばにいるのに君の心は遠いまま
空を睨みながら君を想い涙を流す
流す
雨は降り続いてて
なんで君までそっちに僕を置いて行くのさ
答えてよ
空に向かって呟いた
月日が僕らを照らしてたあの頃に
戻れるのなら戻りたいな
恐れるものなどなかったあの日
僕らは海と月を見た
空に輝いているのは君だ
届きそうで届かなくて
何故か涙が溢れる
君と一緒にいたかった
君に笑って欲しかった
もしもこの声が届くのなら
月明かりが照らすあの場所で僕らはまた出会う
また出会う
懐かしい温もり
もう離さないよ
手を繋いでほら、一緒に言おう
届くように
『ただいま』
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