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人生の選択
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作詞 あかさてな |
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昔読んだとある本によると
生きとし生ける者達の魂は
生前の無垢にして純粋なる
穢れの無い世界で苦悩無く
清らかな心の儘に時を過す
そうして転生の時を迎えると
水鏡に映し出される幾つもの
両親を始めとする家族の姿と
産まれ出でて歩むべき人生を
詳細に見詰め続けて死期迄を
一通り見終えると自由意思で
何れか一つの人生を選択して
母親の子宮の中に舞い降りて
此の世に産声を上げて誕生し
己の選んだ人生を歩むと言う
若しも此の話が本当ならば
喜びも哀しみも苦痛さえも
自らの意志で選択している
そうして魂の修練を行いて
此のサイクルを繰り返して
自らのレベルを上げ続けて
やがては大いなる存在へと
近付いて往くのだと言わん
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