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春風の悪戯
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作詞 あかさてな |
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春風がフワリと
躍り抜けるプロムナード
時折強い旋風となって荒々しく
少しばかり悪戯に吹き抜けて去っていく
幾人かの人々が
ゴミの入った目を擦り
他の人々も髪を乱されたり
持ち物を持って行かれそうに為ったりと
気儘な風の妖精の悪戯の犠牲になる
偉大なる風の王神に仕えし
翼持つ美しき風の乙女達よ
東南東より春の訪れを報せ
春一番の後、暖かく穏かな
春風となって季節を塗替え
冬の魔女(カリアッハ・ヴェーラ)を
春の乙女(ブリーイッド)に化身させ
声高らかに春の歌を歌い
世界を鮮やかな色彩に染め
生命力に満ち溢れる世界に変えて
自由気儘に踊り明し
自由気儘に悪戯をし
風の理に従って
思いの向く儘気の向く儘
自由奔放に羽搏き続ける
美しく幽玄なる風の乙女達よ
永久(とわ)に花の如く咲き誇れ
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