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泡沫の記憶
作詞 夏木壮一郎
余裕なフリしてあくびをすれば
余計に惨めな残像だけが残るだけさ

動揺してない素振りも切羽詰まって
ボロを出す人間悲劇さ

心が見えない怖さを抱えて
俺は一生怯えて暮らすのさ

忘却の酒も頼もしい夜に
ふとまとりつく不安のつるぎ

現実逃避の笑い声さえ掻き消す
過酷な歌に今日も可憐なあの子を想い
あくせく働いては苦労も全部垂れ流しさ

支配された者に芽生える漆黒の魂
いつしかと神経質になってやがる
弱者あがりの悲劇の成り上がりが
俺には全然輝いちゃみえねえ

頂きを目指すだけ無駄な泡沫
儚いなんて呟いては また1人歩き出す
許されることを願って忘れて
月夜の空にため息を漏らすんだ

泣け 俺の魂よ まるで永遠に続く悲劇さ
無価値な言葉だけを紡ぎ 決められたシナリオ 歩むだけさ いつかなんて夢見て儚く消える そうさ 誰もが望む 悲劇の泡沫

まるで逃避のように仕事に打ち込む
その姿に焦りと不安を感じているのさ

安定した素振りも手元をみれば
本心剥き出しの悲劇さ

心が見えない苛立ちを抱えて
俺は一生気張って暮らすのさ

逃避の酒もいらない夜に
襲いかかる絶望のつるぎ

うまくいってる優越の中で
心底消せない劣等感だけを
癒してくれるのは紙切れ中毒の歪んだ絆

支配された者に芽生える復讐の歌
いつしかと呼気荒くしては
弱者を裁き 力の誇示を試すのさ
俺にはそれが悲しく見えるよ

頂きを目指すだけの夢幻さ
黄昏の時から感じていた
己の限界を見つめながら
月夜の空に涙を浮かべる

泣け 俺の魂よ まるで永遠に続く悲劇さ
嘘だらけの言葉を信じ たかられるだけのシナリオ歩むのさ 俺の存在意義なんてと嘆く そうさ 全ては予定調和の 悲劇の泡沫

社交的なダンスで陽気にはしゃけば
浮かんだ泡沫 水面に集まる
孤独に包まれた人々の心を翻弄する闇で
この頃の不機嫌さえも吹き飛ぶね

楽しい時間なんて泡のように一瞬で
押し寄せた波が全部飲み込んじまう

せつなさだけがあまって
追想頼りで余韻に浸り また思い焦がれる
無邪気な笑い声だけがこだまするよ

波の音だけが残る海岸で1人涙を浮かべ
終わりの悲しさを憎んじまってる

泡沫の記憶だけを集めて 静かに眠るのさ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 泡沫の記憶
公開日 2022/05/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
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