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先生の憂鬱
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作詞 つきなみゆうき |
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過去形で語ると蒼くなり
向こう側の認知は歪むようだ
未来に花束を手向けると
きれぇーな理想論をお持ちで となるらしい
今に視点を置いてみたならば
だからなんなんだ? と
何億光年先カラ届キマシタ かのような
冷たい電波が返ってくる
そんなぼくはきみの隣で
ぐるーぐる自転しているようで
先生にしつこく質問したい気分です
「すみません、よく分かりませんでした」
なんて言えば伝わるのかな
きみにもなんて言えばいいんだよ
ねぇ
ねぇ
ねぇ
あの時確かに
過去現在未来を完璧に融合させて
新しい将来への希望を画面に込めた
高度な技で返したきみ
以来氷漬けになったぼく
2人の将来も夜景に散った
犬がおんぶか 猿がだっこしているのか
考察しながら平たい宇宙に泳ぐ真夜中
きみもぼくも離れられないでいること
わけも分かる 知ってる お互い任せ
いつからぼくらは広い宇宙に
住処を移してしまったんだろうか
ぼくだけの気持ちで
完結すれば良かったのにな
見つかるつもりも きみをこんな風に
苦しませるつもりも なかったのに
こうなったら
いい人に出逢うまで 見守りあおうか
それとも
不甲斐ない ごめんね なるべく早く癒えようね
ねぇ先生 どうか願いを聞いてほしい
ぼくらを救ってくれないですか?
「すみません うまく聞き取れませんでした」
聞く相手を間違えた
救われない夜は続いてく
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