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夏の終わり
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作詞 大和 |
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「明日何しようか?」
窓越しに外を眺めてる君の横顔
僕はただ考えるフリ
外からは夏が過ぎてく音がした
月の光が照らす部屋
汗ばむ手、短い季節を想う
待ち望んでいた瞬間も
いつの間にか終わってしまうんだね
「花火でもする?」
悪戯にはに噛む君の横顔
僕は曖昧に相槌
外からうるさいくらい蝉の声が聞こえた
誰もいない公園
両手には線香花火、弾ける火花
火種が落ちる瞬間に
夏が終わることを強く意識した
君にとってのいい男には全然なれなくて
それでも一緒にいたくて
この微妙な空気を壊したくて
僕なりの精一杯をしてきたけど
結局はただの独りよがりにしかならなくて
“せめて今がもう少し続けばいい”
顔に出さないで祈るばかり
確かに君はここにいて
汗ばむ手を絡ませても
ちゃんと向き合うことが出来ないまま
窓の外を眺めてる
外からは秋の気配がしてた
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