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秋月
作詞 天下泰平
ひらりひらり流れて消える
遠い記憶の中の君
ゆらりゆらり水面に映る
下限の月が笑う

何を願えば良いのだろう
何が我らを導くのだろう
答えを月に尋ねても
返る言葉は有りもせぬ

静寂に身を委ねても
ただ聴こえるは虫の声
風と共に流れゆく
糸状の雲はいずこへと

幼き頃の童歌
微かに残る野の香り
共に過ごした遠き日々
思い出すのは君の声

遠く離れた月の下
あなたはいずこや息災か
言の葉をそっと吐き出せど
夜の帳へ呑まれゆく

あなたを辿るこの心
あなたを想うこの心
持て余したる我が心
いっそ全てを捨てようと
されど消せぬは追憶と
一人心の内を観る

月よ私を笑うが良い
風よ全てを流すが良い
雲よどうかあの人へ
運んでおくれ我が想い

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 秋月
公開日 2021/06/24
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 片思い
コメント 和風なイメージで作ってみたぜ
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