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金木犀
作詞 mina
風に消えた 君のような
小さな花の香りを探して
空を仰ぐ 昼下がり
いつかのあの思い出は
甘く切ない泣き出しそうな
金木犀の香りがした

少し冷たい 肌を撫でる風が
君の面影をつれ去って 連れてくる
揺れる秋空の下にオレンジの花
季節を告げる君の声が聞こえた気がした
不器用な頼りない優しい歌

いつかきっと会えるのだろうと
言い聞かせてはきたけれど
やっぱり会いたいのに会えないより
会えるのに会えない方がきっと辛いから
世界の片隅で君に恋をしよう

風に消えた 君のような
小さな花の香りを探して
空を仰ぐ 昼下がり
いつかのあの思い出は
甘く切ない泣き出しそうな
金木犀の香りがした

どこか切ない 頬を愛でる雨は
君の行方を探して 求めていた
濡れる秋空の下にオレンジの花
香りを惜しむ君の声が消えない消せない
不規則なはかりない寂しい歌

いつもそっと思い出さないように
願い続けてはいたけれど
やっぱり思い出すのは香りのせいで
忘れるのに思い出すのはきっと君のせい
世界の片隅の君に会いに行こう

夢に消えた 君のように
小さな花の香りを探して
目を覚ます 午前4時
いつか君の思い出は
淡く儚い溢れ出しそうな
金木犀の香りがする

落ちて消えてもどこかで香る懐かしさ
「揺れる」「淀む」「濡れる」「滲む」
思い出すのは君との一瞬の出来事
あの秋空の小さな花の隣で

風に消えた 君のような
小さな花の香りを探して
空を仰ぐ 昼下がり
いつかのあの思い出は
甘く切ない泣き出しそうな
金木犀の香りがした

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 金木犀
公開日 2021/03/29
ジャンル その他
カテゴリ
コメント あの秋にだけ香る金木犀の香り。その香りをかぐとどこか懐かしくなる、あの時の思い出が蘇るそんな歌詞をつくりました。
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