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ヨダカ
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作詞 雨宿り |
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染みついた言葉で喜んじゃうのは
慣れた手つきじゃなかったから
空を見上げたのは相応しいなんて
思ってしまったから
自分がどれだけ思い上がりを抱えて生きてきたか
口を揃えて思い出を語る
こりゃ参ったなすれ違う
なりたかった
なれなかった
誰でもいいならば
こんなに痛ましい事件も受け入れたのに
夜を飛んだ
夏はさっきから見当たらないどうして
振り向く速さで傷つく
ありのままの夢
燃えた町並みを
ただ見上げる
反射的な真実を咄嗟に隠した
いつのことかも覚えない
憧れは闇翳し
永遠なんて聞こえのいい救いに縋る
もがれた羽なのに
無理矢理息を切らす
騒がしい鐘の反射音
醜さをただ争う耳元
最後は貴方にだけ名前を教えよう
止まない雨はある
私がそれを望まないから
注がれた掌力無く掠れた
せめて間に合うように目を瞑らせて
それでいい
もういいから
最初から決まっていたのだろう
空の輝きと引き換えに
安心した寝息を
認めてくれるなら終わりにしよう
星が一つ落ちる夜
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