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夜行非行
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作詞 セツナ |
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半下げの僕だから
16フレットを鳴らしても
少しだけ低くて、誰にも追いつけなくて
少し背伸びしても
まだ僕は追いつけなくて
サウンドホールみたいな心を満たす音を探してる
夜に見上げた月はただ綺麗で
滲んだ色の空の藍の風が屋根を吹き抜けて
僕を撫でて空を飛んで行きたい僕は夜の街を駆ける
度胸もなくてブランコで揺れてただ夜に溶けていくだけで
風になったら僕は非行少年だ
誰かに好きと言われても嫌いになってるのは僕だから
照れたフリをしたら、布団で反省会
部屋の電気消した後に指してきた月明かりに歌う
目立たないようなアルペジオで夜に音を融かしていく
僕が登った屋根から見えたのは
見えない地球の輪郭覆う僕の街だけだった
僕だけの歌、僕だけの歌、この曲には君も彼もいないよ
風が編んだ、この音をただ夜に溶かしていくだけで
朝が来るまで僕は非行少年だ
風が吹いて、袖が揺れて、描きたい夜の色を歌う
コードも知らなくてただ鳴らして歌ってただ夜に溶けていくだけで
歌ってた僕は非行少年だ
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