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愛玩
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作詞 愚者 |
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最初から解っていたこと
うらぶれた世間
言の葉地獄
堕落と惰性の狭間には
朱色に染まる花弁一つ
飛ぶも蝶では寂しくて
揺れる篝火恨めしや
乗って散るのは侍ボーイ
今日も早々花を摘んでは
乗り気じゃないの恥じらいガール
今日も早々逝って頂戴
嗚呼、嘆かわしや
嗚呼、割り切れども
この恋の行く先は何処にもない
最初から解っていたこと
ささくれた世間
詭弁だらけさ
娯楽と渡世の狭間にて
あけもどろに見た幻の花
ヒラリ蝶では掴めずに
見つめた先でエトセトラ
乗って咲くのは儚いガール
今日もほらほら吐息弾ませ
鳴かせたがるの侍ボーイ
今日もカラカラ喉を枯らして
嗚呼、愛しき人
嗚呼、慕われども
多弁と紫煙を燻らせた
咲くは瞬き
散るも瞬き
朝闇に染まる背中が
どうして切ないの
乗って散るのは侍ボーイ
今日もタラタラ欲を貪り
乗って咲くのは恥じらいガール
今日もクラクラ朱に染められ
嗚呼、嘆かわしや
嗚呼、割り切れども
この恋の行く先は何処にもない
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