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誰も知らない君へ
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作詞 おつまみ |
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僕の孤独が星だったならその無力と恐怖に
光ることすら忘れるだろう
一人で歩くのが好きな君は よく何かとぶつかって目をそらす
ふらふら彷徨いながら
落とし物を探すように
誕生日を祝ってくれる人はいますか?
涙を見せることのできる人はいますか?
高層ビルの踊り場で 一人缶コーヒーを傾ける君
こんなに人がいるのに
誰も君を見ていないんだね
サビ
下を向いて歩く君へ 探し物はなんだろう
家族 恋人 親友 恩師 僕はずっと探してた
顔を上げたとき そばにあったのは別の物
名前なんてついてなかった
自分には何もないと思うとき
以外な場所にあるんじゃないかな
無くした鍵みたいに
前を並んで歩く老夫婦
羨望のまなざしはもうやめた
あんなにやさしい表情を 誰かに向けられる日が来るのだろうか
誰かとしあわせを半分こ
いや、君ならもっとあげちゃうんだろうな
君を心配してくれる人はいますか?
手を握ってくれる人はいますか?
思い出すのは 安穏な春秋
思い描くのは 不変の蜜月
波の音は冷たく
虚ろな心に触れる
弱い君は 綿毛のようで
わずかなぬくもりにさえ傷ついて
サビ
やさしすぎる君へ 幸せの形はどんなだろう
結婚 成功 名声 健康 全てが虚飾に見える
でも言葉にできなくて
それでも手に入れたくて
人を助け
人を愛し
人に尽くした
そんなもの必要なかったのに
大サビ
拝啓 誰も知らない君へ
君は一人では 生きてゆけない
幸せに傷つき
蝉噪に黙し
別れに涙したとしても
心と体で抱きしめてくれる人を 探し続けて
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