ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

山夏の印象
作詞 野馬知明
それは盛夏の夏、真昼間
ギラギラ茂る草いきれ
潺清く、一輪の花弁を微かに震わせ
ローリング・ストーンを弄ぶ
山風はひと戦ぎ立つ
爽やかに、むっとするような男の体臭
さっとひと掃き、樹間の微風
留鳥鶯の姦しい
静謐に潜む谷間に木霊
遡上する瀧の騒めき
飛沫を結んで消し去る
苔むす巌に染み入る蝉
蜻蛉は草の秀
山蟻の空蝉運び
白夜の女の怪しい薄化粧
百面相のように燦然と媚びを売る
冷たい男の溜息が心地よげに
恥じらうような陽光の煌びやかな盼
奮い立つ男の息吹が苦し気
喘ぎ悶えて女を待っている
草花の香りの喧噪と犇めき
・・・それは山夏の印象

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 山夏の印象
公開日 2021/11/15
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント
野馬知明さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ