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根雪
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作詞 野馬知明 |
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旅立ちの朝 雨
駅への道で 見かけた君に
声を掛けたくなって
海辺の道を走ったけれど
愛されていた想い出
壊してしまう悲しさに
後ろ姿を見送りました
浜の根雪に雨
冬の終わりの朝でした
あれから五年 君
幾たびとなく 手紙を書いた
なんの返事もなくて
友達に聞いて初めて知った
同じ都会に嫁いだ
すぐにでも会える身の辛さ
君を忘れてしまいたいのに
街のネオンに雨
秋の夜中のことでした
東京の朝 雨
ビルの谷間で 見かけた君に
声を掛けたくなって
歩道の外を走った
人違いだと気づいて
忘れられない悲しさに
君を慕って歌っています
街の根雪に雨
冬のさなかの朝でした
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