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港の小部屋
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作詞 野馬知明 |
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手首に 滴る 赤い血は
あなたを 恨んで 流れる 泪
船の マストの 行き交う 窓辺
カタカタと 小刻みに
震えるほどに
咽び 泣いてる 私の 肩を
燈台の 青い 明かりが
掠めて巡る
包帯 巻く手に 目頭を
あなたは 押し当て 泪を 流す
海の 鴎の 飛び交う 窓辺
カタカタと 小刻みに
震えるほどに
咽び 泣いてる あなたの 肩を
なぐさめも せずに この部屋
出て行けましょか
体の 傷跡 癒える頃
心も いつしか 愛に 癒える
沖の 潮風 舞い込む 窓辺
カタカタと 小刻みに
震えるほどに
咽び 泣いてる ふたりの 愛が
よみがえる 遠い 汽笛の
ララバイ港
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