ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

ふたりのcampus
作詞 野馬知明
あなたは振り向く
 駅に降りて掛けた声
少し遅れた時計気にして 
 ふたり走った坂道
 息を切らして
 顔を見合わせ笑う
  陽溜まりの校庭に
  季節の風さわやかに
  白い校舎を
  駆け抜けながら流れる
   あなたの微笑み
   あなたの眼差し
   眩しいけれど
   見つめていては
   いけないですか


あなたは見上げる
 階段から振った手を
青いスーツの衿を正して
 ともに学んだキャンパンス
 緑の木々に
 風がそよいで揺らぐ
  陽溜まりのキャンパスに
  熱い思い密やかに
  白いノートに
  まつわりついて絡まる
   あなたの溜め息
   あなたの呟き
   部室の影で
   忍び聞いては
   いけないですか


あなたは戸惑う
 長いメール送ること
切ったばかりの髪を乱して 
 ふたり歩いたキャンパス
 残りわずかな
 学生時代惜しむ
  陽溜まりの教室で
  メールを開く昼下がり
  揺れる手元に
  薄日が差して震える
   あなたの教科書
   あなたの鉛筆
   卒業式の
   記念にしては
   いけないですか

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル ふたりのcampus
公開日 2021/06/07
ジャンル 歌謡
カテゴリ 学校生活
コメント コロナ禍でリモート授業ばかりで、あったはずの出会いが永遠に失われた。
野馬知明さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ